馬刺しは食中毒のリスク軽減のために冷凍された状態で販売されていることも多いです。
自宅で食べる場合には馬刺しの解凍が必要になりますが、レンジで解凍して良いのでしょうか?
また、馬刺し解凍後は洗うべき?
今回は、馬刺しの解凍後に洗うべきか、ドリップが出ない解凍方法や解凍後何日まで食べられるかなどを紹介します。
Contents
馬刺し解凍後は洗うべき?
馬刺し解凍後にドリップが出ると、洗ったほうが良いのか気になりますよね。
結論としては、洗い流さなくてOKです!
ドリップには馬刺しの旨味や栄養素がぎゅっと詰まっていますので、洗い流すのはもったいないです。
そこで、もし馬刺し解凍後にドリップが出てしまった場合はキッチンペーパーで軽く押さえてふき取ります。
馬刺し解凍でドリップが出ない方法は?
馬刺しをおいしく食べるために重要な工程が解凍です。
解凍の方法や時間を間違えてしまうと、せっかくの風味が損なわれてしまうこともあります。
ドリップを出さず、馬刺しを美味しく食べられる解凍の仕方を紹介します。
馬刺し解凍の方法1:氷水につける
馬刺し解凍の方法で一番のおすすめは氷水につけることです。
冷凍状態で真空パックに入っている馬刺しをそのまま氷水に浸して30分ほど置いておきます。
馬刺しを氷水に浸した状態で冷蔵庫に入れる場合は1時間~1時間半ほどかかります。
※解凍時間は馬刺しの量や温度などによっても変わってきますので、様子を見ながら調整してみてください。
馬刺しが十分に浸るくらいのボウルと、山盛りの氷を用意してくださいね。
馬刺しがボウルの表面に浮き上がってくる場合は、お皿などを乗せて、馬刺し全体が氷水に浸るようにしてください。
馬刺しを氷水に入れて解凍することでドリップが出にくく、肉の色を保ちやすくなります。
馬刺しの外側の冷凍がとけて柔らかくなると切りやすくなります。
中心まで完全に解凍する必要はなく、中心部は半解凍の状態で大丈夫です♪
中心部まで完全に解凍されると切りにくくなるので気を付けてくださいね。
馬刺し解凍の方法2:冷蔵庫に入れる
氷を用意できないけどすぐに馬刺しを食べたい!という場合におすすめなのが冷蔵庫での解凍です。
真空パックに入った馬刺しを冷蔵庫に入れて1時間半~2時間程度置いてください。
※氷水に馬刺しを浸して冷蔵庫に入れるよりも時間がかかります。
冷蔵庫での解凍は簡単なことがメリットである反面、氷水に浸して解凍するよりもドリップが出やすいのがデメリットです。
馬刺し解凍の方法3:水につける
最も早く馬刺しを解凍できるのが水につける方法です。
真空パックに入った馬刺しをボウルに入れ、水を張ります。
馬刺しが浮き上がってくる場合は、お皿などを乗せて馬刺し全体が水に浸るようにしてください。
馬刺しの外側が解凍されたら食べ頃です。(15~30分程度が目安ですが、馬刺しの量や室温により異なります)
馬刺しを水につけて解凍する方法が一番簡単で早く解凍できますが、やはりドリップが出やすいのと、解凍具合によっては食中毒のリスクが高まるのがデメリットです。
食中毒のリスクを軽減するためには、冷蔵庫に水を張ったボウルを入れて解凍するほうが良さそうです。
馬刺し解凍をレンジでやるのはNG?
馬刺しの解凍方法を間違えてしまうと、本来の美味しさが損なわれてしまうだけでなく、食中毒のリスクも高まってしまいます。
NGな馬刺し解凍方法は、レンジでの解凍、湯せんでの解凍など急速な温度変化があるものです。
室温が高い時期は特に、常温での解凍も避けるのが無難です。
馬刺しは先に紹介した方法で解凍して美味しく食べてくださいね。
馬刺し解凍後何日まで食べられる?
解凍した馬刺しはなるべく当日のうちに食べるのがお勧めです。
解凍した馬刺しはすぐに食べることが望ましいですが、冷蔵庫のチルドルームなら1週間程度は保存できると言われています。
馬刺しを解凍してから再度冷凍すると風味が損なわれてしまうので、一度解凍した馬刺しの再冷凍は避けましょう。
もし解凍した馬刺しを一度に食べきれなかった場合は、残りの馬刺しは過熱して食べたほうが安全ですね。
まとめ
今回は、馬刺しの解凍後に洗うべきか、ドリップが出ない解凍方法や解凍後何日まで食べられるかなどを紹介しました。
馬刺しの解凍後にドリップが気になる場合は洗わずに、キッチンペーパーでふき取りましょう。
ドリップが出にくい馬刺しのおすすめの解凍方法は氷水につけての解凍方法でしたね。
解凍後はなるべく当日中に食べきるのが一番おすすめです。
馬刺しの美味しさの重要なポイントである解凍方法をしっかりと押さえて、馬刺しを美味しく食べてくださいね。